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失業保険のもらい方とは?自己都合と会社都合の違い

会社を退職して一番の心配がお金のことです。しかし、安心してください。失業保険というものがあります。ただし、受給条件があり、手続きをしないといけません。自己都合と会社都合でももらえる金額が変わってきます。それでは、少し複雑な失業保険についてご説明いたします。

失業保険とは?

雇用保険の被保険者だった方が、定年や倒産、自己都合等により、離職しても金銭的な心配をする必要なく、新しい仕事を探して、再就職するのを支援するために支給されるものです。

ただし、会社を辞めた全ての人が支給されるのではなく、受給するためには条件があります。失業保険をもらうためには、2つの条件があります。「雇用保険の加入期間」と「働く意思と能力がある」というものです。

まず、雇用保険の加入期間についてですが、在職中に雇用保険に加入していたことを前提にしますと退職した日からさかのぼること2年間のうちに被保険者期間が通算12カ月以上あることが条件となります。

次に、働く意思と能力があることについてですが、就職したいという積極的な意思があり、いつでも就職できる能力があり、積極的に求職活動を行っているが就職できないでいるという条件がそろっている必要があります。

失業保険は退職したらもらえるものではなく、再就職活動中の生活支援としてもらえるものとして考えましょう。再就職のための面接にも費用がかかりますので、その費用に充ててください。

また、失業保険は1種類ではなく、4種類があります。「求職者給付」「就業促進給付」「教育訓練給付」「雇用促進給付」です。一般的に失業保険と呼ばれるのは、求職者給付の中の「基本手当」のことを指します。

さて、さっそく失業保険の手続きをおこないに行きましょう。手続きは、ハローワークで行うのですが、全国のハローワークは土日祝日を除く、8時30分から17時15分まで開いています。当日の持ち物は、7つあります。雇用保険被保険者離職票(1)、雇用保険被保険者離職票(2)、印鑑、写真2枚(縦3cm×横2.5cm)、普通預金通帳、マイナンバー確認証明書(マイナンバーカード、通知カード、住民票など)、本人確認証明書(運転免許証、マイナンバーカード、年金手帳など)以上になります。

ハローワークで最初に行う手続きは、失業保険の受給申請ではなく、求職の申請です。就職先の希望条件や経験した仕事を記入して、提出します。

初日の手続きから1~3週間後に雇用保険受給説明会が行われるため、必ず出席しましょう。受給説明会では失業保険の仕組みが2時間で説明されます。

月に1度は「就職活動をしているのに失業中である」ことをチェックするための書類申請と面談が行われます。ハローワークに訪れる必要があります。ここで失業中と認定されれば、約4~7日後に指定した口座に失業保険が振り込まれます。

失業保険を受けとるためには、手続きがあったり、月に1回ハローワークに訪れたりしなくてはいけなく、簡単なものではありませんが、きちんとすれば振り込まれるのでひとつひとつ頑張って乗り越えていきましょう。

退職理由による失業保険の違い

失業保険は、退職した理由により給付方法を区別しています。退職理由は大きく分けて2つあります。自分で決断して退職する「自己都合退職」と会社側の都合で退職せざるを得ない「会社都合退職」です。

まず、自己都合退職の場合は、給与日数は、年齢などに関わらず、在職中における雇用保険の加入期間によって決定します。なお、自己都合退職の場合は待期期間が終了した後も、3ヶ月の給付制限が設けられますので、そのあいだは給付金を受け取ることが出来ないので気をつけてください。ご参考までに、失業保険の給付額を計算してくれるサイトがありますので、ご紹介します。入力したデータは、保存していないので、お気軽にご利用ください、とのことです。

次に、会社都合退社の場合は、倒産や解雇など、会社の都合により労働契約を解除させられることを言います。労働者の意思に反して、突然離職せざるを得ないという観点から、自己都合に比べて多めの給付日数になっています。

なお、会社都合退社して失業保険の受給資格を得た方のことを「特定受給資格者」と言います。特定受給資格者の場合は、3ヶ月の給付制限は撤廃されます。

他にも、「特定理由離職者」というものがあります。自己都合で会社を辞めたが、そうせざるを得なかった正当な理由がある場合は、特定理由離職者とみなされ、3ヶ月の給付期限を受けることなく失業保険を受給することができます。

まとめ

失業保険についてご理解いただけましたでしょうか。できることならば、自己都合退社ではなく、会社都合退社にできると良いです。3ヶ月の給付制限が撤廃されるのは、大変ありがたいです。3ヶ月は、実際過ごしてみると長いですから、そのあいだ給付金を受け取ることが出来ないのは正直辛いです。

少なくとも、退職する前には、失業保険のことを知っておきたいものです。特に、会社都合退社の方や特定理由離職者の方は、知っておいて損はないです。制度はきちんと利用して、有効活用しましょう。退職後の不安が少しは安らぎます。お得に退職

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